タイとの付き合いはかれこれ20年以上。
そしてバンコクで3年間程ロングステイを経験。当時、その最中に一度パタヤへの引越しを考えた事がありました。
その折は思うような物件探しが出来ず断念しましたが、機会があれば一度とチャンスを窺っています。
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ジョムティエンビーチ
タイでのロングステイ先として、バンコクの他、北部チェンマイはよく聞きますが、パタヤはあまり聞かないような気がします。
今回は、なぜ私がロングステイ先としてパタヤを考えているか、まとめてみました。
ロングステイ先になぜパタヤか
その理由は肌感覚としかいいようが無いののですが、以下思いつくまま書き出してみました。
1.間近にビーチ
個人的にはタイの魅了は、ビーチと活気溢れる市場との理解でいます。
タイ好きの方々の間でも海派、山派と好みは人それぞれかと思いますが、私は断然海派です。
パタヤ(パタヤビーチ)の海はお世辞にもきれいとは言えませんが、泳がず遠目に見ている限りはエメラルド色の穏やかな海。なかなかです。
コンビニで買った缶ビールを片手にビーチロードから夕日を眺めていると、生きててよかった感を味わえます。
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パタヤビーチの黄昏時
2.安い物価
リゾート地=物価が高いが相場ですが、バンコク比、全般的に物価が安いです。
バンコクとは固定費が違うので当然と言えば当然ですが、宿泊、飲食、マッサージ他、身近なところで物価の安さを感じられます。
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ブアカオ、パタヤカン付近のB100マッサージ街
3.生活環境充実のコンパクトな街
パタヤの中心地は、全長2km程のビーチロードと平行して走るセカンドロードの周りとの理解でいます。
わずか周回4kmの間に大型モールが6つもあり何をするにも便利。生活環境が整っています。
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2018年オープンの大型モールターミナル21
・関連記事:
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また移動はソンテオで。ビーチロード、セカンドロードを頻繁に走っており料金は一律10バーツ程。
そしてバンコクと違い渋滞はほぼ皆無です。
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便利なソンテオ
4.サービス・接客面
バンコクに限らずですが、タイでは物販、飲食店で、喧嘩を売られているのかの如くの接客を受けることがままあります。
タイとの付き合いも長く、大分慣れてはきましたが、残念な接客を受ける事は少なくありません。
その点、白人長期滞在者が多い影響でしょうか。パタヤでは好感を持てる接客を受けるケースが多いです。
日本人的感覚では、あたり前、極々常識的な事ではあるのですが、タイではとてもありがたく感じさせられます。
些細な事ですが、積み重ねって大事かと思います。
5.バンコクからのアクセス
渋滞がなければバンコクのエカマイからバスで約2時間、スワンナブーム空港より約1時間半のアクセスの良さ。
バス代も一般高速バスですと150バーツ程度です。
仮にスワンナブーム空港を拠点に考えるとパタヤまでバスで一本。考え様によってはバンコク市内と同等、渋滞や乗り換えが少ない分、それ以上の立地とも考えられます。
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パタヤ北バスターミナル
6.豊富な各国料理
バンコクには遠く及びませんが、パタヤも国際観光都市。そこそこ美味しい各国料理が、かなり良心的価格で提供されています。
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Pizza @ Tea Factory
7.ゆっくり流れる雰囲気
タイではバンコクに人口、都市機能が超一極集中しています。
ですので、それ以外のタイ地方都市全般に言える事ではありますが、パタヤも然り。あくせずせず、ゆっくりとした空気が流れています。
個人的には、バンコク=東京、働く場所であって住む所ではないとの認識でいます。
8.自分が外国人として気を使わないで済む土地柄
パタヤはタイの一大観光都市。数多い白人の長期滞在者に加え、海外から多くの観光客が訪れます。
バンコクも同様世界有数の観光都市ではあるのですが、私がバンコクでロングステイをしていた場所は日本人のみならず、外国人も少な目の郊外であった事もあり、外国人として、また少し大げさですが日本人の代表として、行儀よく立ち振る舞わなければという、一種義務感のようなものを無意識のうちに絶えず持ち続けていました。
意識のし過ぎ、また観光地ならではという事はあるのでしょうが、パタヤではそれを感じる事が少なく、気分的にすごく楽に居られます。
パタヤ派 対 プーケット派
少し余談です。
プーケット。タイでもっとも有名なリゾートアイランドです。
同じタイの海派の間でもパタヤ派とプーケット派に分かれるかと思います。
実際に双方に行かれた方は判るかと思いますが、滞在者層がはっきり違います。
プーケット=金持ち、品がいいイメージ。パタヤはその逆。場末感漂う街並。よく言えば庶民的。
私は断然パタヤ派です。
最後に
以上思いつくまま書き出してみましたが、なかでも何故私がパタヤでロングステイをと考えるか、一番の理由は上記8番のような気がしています。
私が海外でロングステイ先として考える、第一の条件は親日国であること。
大の親日国家であるタイでも、滞在中は外国人である事に変わりなく、いつかはパタヤでロングステーをと考えている理由はこの点に拠るところが大きいように思っています。
当時パタヤへの引越しを断念したのは上記の通り、想定する条件での賃貸物件に出会えなかったからです。
充実のロングステーライフを送るには、心地よい住まいが欠かせません。
その後改めて、パタヤでロングステーをするにあたっての地域、住まいを私目線で調べてみました。
少し長くなってしまったので、調べた結果は別記事にしています。適宜ご参照ください。
・パタヤ関連情報
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・バンコクで個人的に住み易そうなエリア情報
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