【バンコク賃貸物件】お部屋選びのポイント

タイ生活情報

タイとの付き合いはかれこれ20年以上になりますが、その間バンコクにて3年間のロングステーを経験。その間3回の引越しを経験しました。

引越しの都度自力で物件探しをしましたが、これまでの経験を踏まえ、次回私自身がバンコクで賃貸物件を選ぶ場合の選定ポイントをまとめてみました。

私の場合はリタイアメントビザを取得しロングステーヤーとしての滞在で、ややロングステイヤー目線での内容になっているかと思いますが、それ以外の方々にも通じるところがあればと思います。

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バンコク賃貸物件選びのポイント

コンドミニアムをおすすめする理由

日本でいう分譲マンションは、タイではコンドミニアム、略してコンドと呼ばれています。

日本のマンションとタイのコンドの大きな違いは共有施設の充実度です。

タイのコンドには大抵プール、フィットネスジム、そしてホンサムット(=図書室)と呼ばれているコワーキングスペースがあるのが一般的です。

一方、タイでアパートメントと呼ばれている物件はオーナー一人が一棟丸ごと所有している物件となり、割安物件が多く、またプール他共有設備の無い物件がほとんどです。

私はタイのアパート物件に住んだ経験はなく、イメージでしかないのですが、コンドとアパートを比較した場合の双方メリットは概ね以下の通りで理解しています。

コンドミニアムのメリット:

1)共有設備が充実 :
日本では超高級マンション或はリゾート型マンション以外では考えられない、プール・ジム等が標準仕様になっています。特にプールは各コンドデベロッパーが差別化を図る上で力を入れている印象で、高層コンドの屋上360°パノラマビュー等、充実しています。このサイトでは、2万バーツ/月以下の格安賃貸コンドに特化し物件紹介をしておりますが、これら設備は1万バーツ/月程度の物件でも同様に整備されています。仮に賃料1万バーツを円換算すると約3.5万円。この金額でこの共有設備はタイ、バンコクならではでないでしょうか。

2)電気代 :
比較的すごし易い乾季でも、日中は暑いバンコクでエアコンは必須です。電気代の請求は、コンドの場合大抵電気会社からの直接請求。アパートの場合は大家を通してとなり、通常大家にて割増後請求されます。物件により割増比率は異なりますが通常倍近く。暑気は一日中エアコンをつけっぱなしの日も多く、経験上ワンルームのコンドでの電気代は多い月で2,000バーツ/月程でした。アパートですとざっくりその倍。ばかになりません。

3)セキュリティー面 :
最低共有エントランスはフリーパスできない物件がほとんどで、最近は指紋認証などキーレスの物件も見かけます。気休め程度でしかないかもしれませんが、有ると無いとでは精神的にかなり違います。

アパートのメリット:

1)賃料:
比較的安価な物件が多い。但し最近はBTS/MRTの延伸により特に郊外ではコンドでも割安物件が増えています。

2)部屋内不具合発生時の対応:
あくまで一般論ですが、アパートは賃貸専業=扱いに慣れており対応が早い。コンドの大家はその点不慣れ。

その他 タウンハウス(長屋)/ 一軒家物件

その他、タイ、バンコクでの賃貸物件として、タウンハウス(長屋)、一軒家があります。それぞれメリット・デメリットがありますが、あまり一般的ではなくここでは割愛します。もちろん【お問合せ】よりご連絡頂けましたらば、それら物件も極力ご希望に沿う情報を提供させて頂きます。

渋滞知らず!駅のそばがおすすめ!

バンコク市内は安いタクシー、また慣れれば一般のバス利用も便利ですが、バンコクの幹線道路は深夜、早朝を除き渋滞が常です。

時間が読めるBTS/MRTの駅そばが何かと便利です。

モール/スーパーの近く!

コンビニは比較的どこにでもありますが、出来ればモール/スーパーのそばをおすすめします。

その理由は品揃えのみならず、モール/スーパー内にはフードコート、或は手頃なレストランが入っているからです。

「食事面での身近で何とかなる」は、経験上なにかと心強いものです。

外食が一般的なバンコクでは、人が集まるところには大抵屋台が出ており、また最近はフードデリバリーも重宝しますが、私が次回物件探しする折はモール/スーパーの近くも優先事項の一つにします。

南向きのお部屋がおすすめ!

バンコクでは年中通し、南からの風が多い印象でいます。

日が入らない北向きがタイ人には好まれるとのネット情報をみた記憶もありますが、風が入る南向きをおすすめします。

それと、これは日本も同様ですが、暑さ対策で西向き、また最上階は避けた方が無難です。

風通し

タイのコンドは廊下をはさんでウナギの寝床状に部屋割りされている物件が多く、部屋の中を風が抜けるのは基本的に角部屋程度かと思いますが、これも一つポイントとして、あげておきます。

出来れば避けたい、エレベーターホール回りのお部屋

大型コンドですとワンフロアに20部屋以上ある物件も少なくありません。エレベーターホール回りは騒音、プライバシーの問題あり、出来れば避けたいところです。また大抵ワンフロアに一つゴミ捨てアリアありますので、こちらのそばのお部屋も避けたいところです。

その他、個人的な部屋選びのポイント

物件の地域

全く個人的な選定基準ですが、日本人があまり多く住んでいないところを優先します。

わざわざ海外でロングステーをするのに日本人の多い地域はあまり意味をなさないような気がしていますが、単にスクンビット界隈は賃料が高く手を出せないとの噂もあります。。

これからタイでロングステイをご検討中の方の中には、日本人の多いところが特に食事面で安心と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、最近は伊勢丹、東急百貨店のバンコク撤退のニュースが象徴するように、街中あらゆるところで、日本食、日本製品が手に入り、その点どこに住んでも不自由する事はありません。

バンコクだけでも60店舗以上。おなじみのDaiso

公園のそば

おいしいビールの為のジョギングを趣味にしています。

ジョギングが出来る公園、或はその類のそばも、私の場合は優先順位上位で選定基準に入れています。

お部屋さがしは楽しい!

お部屋探し、その後の新しい街での新しい生活、考えるだけでわくわくしてきます。

全ては予算次第とのうわさもありますが、「限られた予算で、より良い物件を」は誰もが思われる事かと思います。

少しでもこの記事がバンコクでのお部屋選びの参考に、そしてこのサイトでの物件情報がより良いお部屋選びのお役に立てましたらばうれしい限りです。

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